EC-CUBEはどのようなショップ運営に適しているか?
- Apr
- 06

弊社では最近EC-CUBEを使ったECサイトの構築が増えてきております。数年前は数百万円~かけてオリジナルの ショッピングシステムを構築したり、ASPのカスタマイズに悪戦苦闘したりと、いろいろとありましたが、EC-CUBEを使うようになり、お客様 の要望を機能とコスト面において実現がしやすくなった実感があります。
そういうわけで今日はEC-CUBEについて書いていきたいと思いますが、まず検討したいのは、本当にEC-CUBEを使ってサイトを構築するべきなのか、EC-CUBEはどのようなショップ運営に適しているかということです。EC-CUBEは無料で利用できる優れたオープンソースですが、場 合によっては利用するのに不適な場合もあります。ではどのような場合にEC-CUBE以外の方法を検討したほうがよいのでしょうか。
PHPやEC-CUBEの知識がまったくない場合
EC-CUBEはPHP(Smarty)で構築されており、デザインや文言を直す際は、テンプレートを触る必要があります。管理画面からある程度デザインの修正は行えますが、触れる箇所は限られており十分ではありません。テンプレートは多少なりともPHPを理解していないと、さっぱりわからないので、ちょっとした修正でも知識がないと非常に骨が折れます。最初は該当するファイルを探すだけでも苦労するかもしれません。MovableTypeやWordPressはテンプレートタグのリファレンスを見れば、PHPを知らなくてもなんとかなりますが、EC-CUBEはそういうわけにはいきません。
またMovableTypeやWordPressのように便利なプラグイン(機能拡張)がたくさんあるわけではないので、ちょっとしたカスタマイズも自分で行わなければいけません。細かなバグも多く、自分で直すか、それができなければ結局誰かに依頼しなければいけないはめになってしまいます。そういう理由でPHPやEC-CUBEの知識がまったくない場合、もしくはすぐに頼める技術者がいない場合は、EC-CUBEはあきらめたほうがよいかもしれません。ASPの場合ですと不具合があればサービス提供者が対応してくれますが、オープンソースの場合は誰も助けてくれません。
本当にカスタマイズが必要なのはサイトリリース後
EC-CUBEは無料で利用でき、カスタマイズをすることにより独自性をだせるというメリットがあります。安価で独自性をだせるという点で非常に優れていますが、本当にEC-CUBEのメリットを感じるのはサイトのリリース後です。
ECサイトを運営していく過程で、どうしても使い勝手が悪い機能、お客様から多く要望がある機能、運営に支障がでる機能などの問題が発生してきます。ASPの場合どうしても、そういった細かい機能に対応できず、なんとか運営でやり過ごすしかすべはありません。運営者が少し不便さを我慢すればいいだけであればよいのですが、お客様の不便となればやり過ごすわけにはいきません。EC-CUBEの場合、運営の状況にあわせて細かいカスタマイズが可能なため、しっかりとお客様の声をサイトに反映していくことができます。
初期構築で考えた仕様は実際に運営してみると、完全に機能しないことのほうが多いのです。そういう意味ではサイトを育てていく意識があるショップ運営者には最適なツールではないでしょうか。
無料ECサイト構築ツールが生まれた背景
http://markezine.jp/article/detail/2218

