家にかかわる疑問のあれこれを分かりやすくお話します。  
 

アスベスト問題

アスベスト(石綿)は天然鉱石から採取される線維物質です。性能的には大変良い材料で、以前は建築物を中心に様々な部位に広く使われていました。
しかし、いったん吸い込んで肺の中に入ると、何十年か経ってから肺ガン、悪性中皮腫などの病気を引き起こします。20年以上も前に吸い込んだ繊維のために発病し、さらにある程度進行するまでは無症状のことが多いため、アスベストは「静かな時限爆弾」と言われています。
現在問題になっているのは、吹き付けアスベストなどです。時間の経過とともに飛散することがわかっており、肺皮腫などの健康被害は、吹付石綿粉塵によるものとなっています。石綿を板状にしたものは、吹き付けよりは飛散の危険性が小さいといいます。しかし、解体時には大量のアスベストが飛散することが分かってきました。そのため、含有している建材の使用状況の把握が必要です。
建物に石綿を使用されているのかを素人が見分けることはできません。石綿粉塵をほんの少し吸収しただけでも、病気を発症する可能性があるとされているため、確かめようとして削る等はしないで下さい。仮に石綿だった場合、飛散し危険です。石綿使用は、建物の築年とある程度関係があるため、築年を調べる等で確認することができます。 石綿の現状の対策は、落ち着いて、きちんと対処することが必要です。 詳しくは各地域の相談窓口や専門業者に相談してください。
イメージ
<< 前の記事 記事一覧 次の記事 >>