家にかかわる疑問のあれこれを分かりやすくお話します。  
 

高気密・高断熱住宅

高気密・高断熱住宅とは、気密性と断熱性の高い魔法瓶のような家で、厳寒地である北欧や北米の考え方を導入したものです。エネルギーロスが少なく省エネルギー性能が高いことで、環境への負荷も少ない住宅といわれています。
メリットとしては『室内に湿気を進入させない』『家の中の温度差が少ない』『遮音性能が高い』『住宅の保温化が図れる』『冷暖房用エネルギーの消費の低減』『表面結露を解消する』などがあります。 ただ、すき間がなくなるため、機械換気などによる計画的な換気システムの導入が不可欠となりますが、高気密住宅では必要量を、確実にきれいな空気と入れ替えることができます。
高断熱住宅は、家全体に断熱工事を施し、きわめて高い断熱性を備え、装置に頼らずにできるだけ適度な室温を保つようにした住宅のことです。 構造物の外側に断熱した場合を「外断熱」、壁の室内側の断熱を「内断熱」といいます。 また、木造住宅や鉄骨造住宅の外側に断熱された場合を「外張断熱」、壁の柱等の間の断熱を「充填断熱」としています。しかし、一般的には構造体の区別なしで使われているケースが多いようです。
お年寄りや小さなお子様に優しい住宅というと、段差が少ないとか、手すりが設置されている、などのバリアフリー住宅がまず思い浮かぶのではないでしょうか。 これらはもちろん重要な要素ですが、更に高気密・高断熱の住まいなら室内間の温度差が少なく、お風呂場や脱衣所なども含め、家中が快適な温度になります。 室内間の温度差が原因で起こるヒートショックの危険性も大幅に軽減され、住む人みんなに優しい、真のバリアフリー住宅であるといえます。
イメージ
<< 前の記事 記事一覧 次の記事 >>