家にかかわる疑問のあれこれを分かりやすくお話します。  
 

押入れ・クローゼットの収納術

年末に大掃除をしても、お正月や新年会など親戚や知人が集まる機会があると、どうしても散らかってしまいます。リビングや寝室などの居室がすっきり片付いた状態を保つためには、押入れやクローゼットが整頓されており、物を出してもすぐに元に戻せる状態にしておく必要があります。
詰め込めるだけ詰め込んで、物が取り出せない、衣替えが大変、ということにならないように、すっきりと収納しやすい押入れ・クローゼットを作りたいものです。

押入れ・クローゼット

●天袋
出番の少ないものや季節物、思い出の品などを収納するのが良いでしょう。クリスマスツリーや雛人形、キャンプ用品などの季節物、スーツケース、お子様の美術作品など、年に1回程度出し入れするような物を収納しましょう。
出し入れが少ない分、持っていることを忘れてしまいがちですので、収納ケースの表面には何が入っているか表記し、収納品リストをつくると良いでしょう。

押入れ

●上部
衣類、布団類、日用品などの、出し入れする頻度の高い物を入れましょう。
ふすまを開けた際の間口や奥行きなどを計り、透明のチェストや収納ケースの寸法を合わせて収納すると、見た目もキレイで後々片付ける意欲にもつながります。
布団は圧縮袋に入れ、収納ケースの上に置いたり、棚を利用したりして下部を有効に使いましょう。
また、クローゼットのようにハンガーパイプを付けるのも良いでしょう。しかし、上下の仕切りのためにコートなどの長い衣類が折れ、シワになってしまうので、高い位置に取り付けるか、仕切りの構造にもよりますが中板や幕板をはがすとスムーズです。工務店や大工さんに相談してみると良いでしょう。
●下部
下部には重たい物の収納やタイヤの付いたキャリータイプの収納ケースが最適です。本やアイロン、加湿器や除湿機、掃除機や工具類なども良いでしょう。また、トイレットペーパーやティッシュペーパーなど日用品のストックも下部に収納すると便利です。お子様用のおもちゃなどもキャスターの付いた収納ケースに入れるとお子様自身で出し入れが可能となり、片付けの習慣が付くかもしれません。押入れ内をいっぱいにしすぎず、余裕があるくらいにしましょう。
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クローゼット

押入れとは違い、上下の仕切りがないのでスペースをムダにしてしまいがちです。
洋服の高さをそろえて収納することで、段差をつくり、収納ケースを設置することを考えましょう。また、クローゼットは押入れのように奥行きがあるタイプが少ないので、しっかりとサイズを計ってからの購入が不可欠です。冬と夏ではハンガーパイプに吊るす衣類の量が変わりますので、コートやジャケット類が多くなる冬を想定した収納を考えておかないといけません。
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家を建てる際には、持ち物に対して100%の収納スペースではなく、これから増えることを見越したスペースを確保することが必要です。 新しく購入した物でも、押入れやクローゼットがすっきりしていて”何をどこに片付ければ良いのか”が明確であれば、居室に放置したり、ただ詰め込んだりすることがなくなります。
また、頻繁に出し入れするものは「押入れに片付けるべきではないもの」と判断し、”見せる”収納に切り替えるもの良いかもしれません。
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