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もう一度考える地震対策記憶に新しい昨年3月の東日本大震災。未曾有の大地震、津波、原発事故の恐怖は計り知れないものがありました。地震が残した傷跡はとても大きなものですが、現地の方々は徐々に復興に向け立ち上がろうとしています。 日本は言わずと知れた地震大国であり、大きな地震が起こる危険と常に隣り合わせです。被害を最小限に抑え、いかに被害を抑えることができるかは、住まいの地震対策や日ごろからの備えが大変重要です。今一度、しっかりと地震対策が出来ているかを再確認し、どんなときでも焦らず対処できるように準備しておきましょう。 ●家具・家電の転倒、落下防止地震では家具や家電の転倒による負傷や逃げ遅れが、後の大きな事故につながります。部屋のドアや玄関扉の前に家具が倒れ、出入り口が塞がれるとどうすることも出来ません。 □ 部屋の出入口付近や廊下階段などに家具や家電を置いていませんか? テレビやパソコンの落下防止を忘れることが多く、倒れてきたり使い物にならなくなった、という話をよく聞きますが、電気やネットワークが遮断されていなければ、地震情報や状況などを入手するために大変重要になります。耐震マットや耐震シート、チェーン式器具を使用し、しっかりと保護することが大切です。 ●二次災害への注意地震による二次災害で被害が大きいのが火災です。火の元は数日家をあけるときだけでなく、毎晩元栓をしっかり締めましょう。また、ガスファンヒーターの元栓や電気温水器の種火も同様です。 □ ガスコンロの元栓は使用時以外締めていますか? 阪神大震災で起こった火事の6割が通電火災だといわれています。地震で地割れし、ガスが吹き出ているところに電気が復旧することで、引火するケースです。 ●貴重品は奥にしまわない防犯のため、貴重品を入口から遠い部屋やタンスの奥、テレビ台などにしまう方が多いかと思いますが、奥の部屋に行っている間に火事や津波が起こる可能性があります。また、タンスが倒れて取り出せなくなることや、テレビ台がつぶれてしまうこともあります。本当に大切なものは銀行に預けるなどし、非常時に出来る限り不要な行動を省けるように、防災用品などは下駄箱に入れておくのがいいでしょう。 ●情報に惑わされない東日本大震災の際にも多く出回ったチェーンメールやデマですが、被災地ではもっと多くのうわさや不明瞭な情報が飛び交います。よくない情報ほど早く、大きくなって広がりますので、情報に左右されないようにしなければなりません。デマに惑わされないためには、教えてくれた人に「誰から」「どのような方法で聞いたか」を確認する必要があります。また、あやふやな情報は絶対に人に伝えないこと。インターネットの内容を鵜呑みにしないことが重要です。まずは発信源を明確にしましょう。 地震や津波、火災から身を守るには、すばやい行動と確かな判断力が必要です。前もって地震対策を意識し家族間でどこに避難するか、どこに連絡するかを決めておきましょう。もし離れ離れになっても離れた地域の親戚に連絡する、というルールを決めておけば双方での安否確認が可能です。
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