家にかかわる疑問のあれこれを分かりやすくお話します。  
 

植栽で暮らしに彩りを

秋も深まり、もうすぐ紅葉の季節です。
紅葉の名所にお出かけするのは行楽の秋の醍醐味ですが、住宅街などを散歩していると、自宅のお庭でカエデやモミジが色づいているお宅を見かけます。ご自宅にいながら季節の移ろいを感じることができるのは、とても贅沢ですね。

しかし一戸建てを建てる際、どうしても建物本体や間取りばかりが気になり、植栽を含むガーデニングやエクステリアは後回しにされがちのようです。
もちろん家が完成し、住み始めてからじっくり考えたり、暇を見つけてご自身で作業されたりという方法もありますが、外から見える分、見た人に与える印象を大きく左右する大事な部分ですので、構造や間取りのプランを考えるのと同時に、ガーデニング・エクステリアのプランもしっかり考えておきましょう。

今回はガーデニング・エクステリアの中でも重要な位置を占める植栽の役割について、いくつかご紹介します。

シンボルツリーで家を引き立てる

シンボルツリー(記念樹)とは、エントランスの近くなど、一番目立つ場所に植栽する、言わばエクステリアの主役となる樹木です。その家のイメージを左右し、家族の一生を見守る大切な木ですので、庭の環境条件(気候、日当たり、土壌など)をしっかり把握した上で選びましょう。洋風住宅では、常緑樹ならシマトネリコ、ソヨゴ、オリーブなど、落葉樹ならヤマボウシ、ヒメシャラ、エゴノキなどが人気のようです。

日差しをコントロールする

省エネルギーの観点からも、植栽を利用して室内に入る日差しをコントロールすることはとても有効です。落葉樹は、夏は葉が生い茂り冬は葉が落ちるので、効果的な位置に植えることで、夏は日差しを遮り、冬は日当たりをよくすることができます。

目隠しに利用する

落葉樹は冬になると葉が落ちてしまうため、目隠しには1年を通して葉のある常緑樹が適しています。
しかしあまり無計画に植えてしまうと、通りからの死角が増え、防犯上良くありません。ポイントで効果的に利用するのがおすすめです。

季節を感じる

自宅に植物があり、季節の移ろいを感じることができると、豊かな気持ちになれるものです。
紅葉するものや花や実をつけるものなど、変化のある樹木があると四季を楽しむことができます。




樹木には様々な種類があり、それぞれに特性があります。
敷地の土に合っているのか、日当たりはどうか、剪定は必要なのか、虫がつきやすいのか。ご自身で作庭されるにしても、プロに依頼されるにしても、様々な知識が必要になってきます。
また、樹木は成長するものです。最終的な樹高や樹形など、10年後、20年後の姿を考慮しないといけませんが、それが楽しみのひとつと言えるかもしれません。

手入れなど、色々と大変なこともありますが、植栽で暮らしに彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

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