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屋根のメンテナンス・リフォーム 前編

普段あまり気にとめることのない屋根。しかし、毎日紫外線や風雨にさらされ、思った以上に劣化しているかもしれません。あなたのお宅の屋根は大丈夫でしょうか?
傷みを放置しておくと、住まいの寿命を縮めてしまいます。屋根の適切なメンテナンスは家を長持ちさせます。屋根材の現状を確認し、必要であれば適切な修繕を行いましょう。

しかし、不安をあおり強引に契約を勧める悪徳業者が存在するのも現実です。このような業者の言いなりに慌てて契約するのは禁物です。予備知識を持った上で信頼できる業者に相談し、どのようなメンテナンスが必要かじっくり検討することが大切です。

今回は、屋根材の種類についてご紹介します。

粘土系

一般に瓦と呼ばれているのは粘土瓦です。断熱性、耐久性に優れていますが、重量が重いため耐震性を考慮する必要があります。粘土瓦には釉薬瓦と無釉瓦があります。
・釉薬瓦
釉薬瓦は陶器瓦とも呼ばれ、瓦形の素地に釉薬をかけて焼いたもので、劣化することがなく、耐久性に優れ基本的にメンテナンスの必要がありません。色、形状の種類が豊富で、和風住宅だけでなく洋風住宅でも用いられています。
・無釉瓦
無釉瓦にはいぶし瓦、素焼瓦などがあります。
いぶし瓦は、釉薬をかけず焼成過程で表面に銀色の炭素膜をつけたもので、古くから日本家屋に使用されています。釉薬瓦に比べると耐久性は劣ります。

スレート系

セメントに繊維を混入して強化した薄い板状の素材です。
耐久性や耐候性に優れ、軽量で施工しやすいのが特徴で、色やデザインも豊富で価格も手ごろなため、広く普及しています。一般的に8〜20年に1度の塗り替えが必要となりますが、30年間塗装の必要がないものもあります。

セメント系

セメントと砂から作った瓦で厚形スレート、コンクリート瓦などがあります。
本体のセメント部分は水に強くないため、塗装が傷むと本体部分が劣化するので塗り替えが必要となります。

金属系

加工しやすく施工性がよいことから、複雑な形状の屋根に利用されます。
最近では、耐久性とデザイン性から、鉄板の基材にアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるメッキ層を施したガルバニウム鋼板が多く使用されています。




次回は、屋根のリフォーム方法についてご紹介します。
お楽しみに!

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