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屋根のメンテナンス・リフォーム 後編

前回に引き続き屋根のメンテナンスやリフォームについて、今回は屋根のリフォーム方法をご紹介します。

屋根のリフォームは、「屋根を塗り替える」「既存の屋根に新たな屋根材を重ねる(カバー工法)」「屋根材そのものを交換する(葺き替え)」の3つの方法があります。
屋根の傷み具合を専門業者に調査してもらい、どの方法にするかを検討してください。

屋根を塗り替える

屋根をチェックして、変色・サビ・塗膜のはがれなどがあれば塗り替えを検討してください。また、専門業者に屋根の状態や下地材が腐っていないかを調査してもらいましょう。
屋根を塗装するときは、まず高圧洗浄により表面のカビや藻類などの汚れを落とします。その後、下塗り、仕上げの塗料の順に行います。 塗料は屋根材に合ったものを選ぶことが重要です。最近は耐久性や断熱性に優れた塗料もありますので、専門業者と十分相談して塗料の特徴とコストを考慮し、適切なものを選んでください。 定期的に屋根を塗装することにより屋根材表面が保護され、屋根材本体の劣化を防ぎ、屋根の寿命を伸ばすことができます。

既存の屋根に新たな屋根材を重ねる(カバー工法)

屋根材の傷みが激しく、塗装だけでは対応できないができるだけ予算を抑えたい場合は、カバー工法を検討しましょう。屋根材にサビやヒビが目立つものの、下地は傷みが少ない場合などに適しています。
カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず防水ルーフィングで全体を覆い、その上に新しい屋根材を葺いていきます。全体を葺き替える工事よりも価格は抑えられる上、屋根が二重になるため断熱効果も高まります。
ただし、屋根材の種類により施工が難しい場合もありますので、施工の可否については専門業者に相談してください。

屋根材そのものを交換する(葺き替え)

屋根材だけでなく下地まで傷んでいる場合、下地を補修した上で、新しい屋根材に葺き替える必要があります。葺き替えとは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に替えることです。
カバー工法に比べ工事費用がかさみ施工期間が長くなりますが、防水シートや下地材が一新できるため、建物自体の耐久性を向上させることができます。また、カバー工法に比べて建物にかかる荷重を少なくできるのもメリットです。
最近は軽量で耐久性に優れた屋根材も開発されており、屋根を軽くすることで効果的な地震対策になります。




日々、風雨や日差しから家とそこに暮らす家族を守ってくれている屋根。
住まいを長持ちさせるためにも、一度屋根の点検を行ってみてはいかがでしょうか。

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