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緑のカーテンで節電対策 前編

空梅雨かと思えば猛烈な雨が降るなど不安定な天気が続いていますが、梅雨が終わるといよいよ夏本番です。気象庁の3ヶ月予報では広い範囲で気温が高めということで、今年の夏も電力不足が心配されますが、節電対策に「緑のカーテン」を作ってみてはいかがでしょうか。

「緑のカーテン」とは、つる性植物をネットに絡ませて、カーテン風に仕立てたもののことで、グリーンカーテンとも呼ばれます。
見た目が涼しげなだけではなく、実際に周囲の気温や室温を下げる効果があります。

「緑のカーテン」の効果

強い日光と外部の熱せられた空気を遮断する効果があります。
また植物は吸収した水分を葉から蒸発させるので、このときの気化熱により冷却効果も期待できます。
目隠しにもなり、植物を鑑賞したり、実のなる植物なら収穫したりする楽しみもあります。

「緑のカーテン」の種類

「緑のカーテン」に使えるのはツタ性の植物で、ゴーヤ、ヘチマ、キュウリ、朝顔などの一年草がよく使われます。

・ゴーヤ
以前は沖縄以外ではあまりなじみのなかった野菜ですが、今では全国的に広がり「緑のカーテン」といえばゴーヤというほどになりました。
ゴーヤの葉は、やわらかく明るい緑色で、陽射しをやわらかく遮ってくれます。
果実は独特な苦味がありますが、ビタミンが豊富で夏バテに効果があると言われています。
・ヘチマ
ヘチマは、比較的丈夫で成長力も旺盛、暑さや日差しに強いため「緑のカーテン」に適しています。
大きな葉がたくさん茂るため遮光の効果はゴーヤより大きく、エアコンの設定温度を調整すればそれなりの節電が期待できます。
・キュウリ
遮光効果がゴーヤより大きくヘチマより小さいため、ゴーヤやヘチマで明るすぎたり暗すぎたりする場合はキュウリがいいでしょう。
キュウリは初心者でも簡単に育てられますし、もぎたてが食べられるのでキュウリ本来の美味しさを味わうことができます。
・朝顔
成長が早くて育てやすく、つるが長く伸びるので日よけを目的としたカーテンに仕立てることができます。
なかでも西洋アサガオをはじめ、曜白アサガオや垣根アサガオと呼ばれる種類がカーテンに適しています。
特に西洋アサガオは花が夕方までしぼまずに咲き、開花期間も初秋までと長いのでおすすめです。



どの植物を採用するか悩ましいところですが、後編ではゴーヤを例に、実際の「緑のカーテン」の作り方をご紹介します。

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