家にかかわる疑問のあれこれを分かりやすくお話します。  
 

わが家独自の庭づくり(ハーブ園)

家を建てる時、どうしても予算は建物中心に考えがち。そんなときは決して無理にエクステリアや庭にお金を使う必要はありません。
何も新築のタイミングで100%完成させる必要はないからです。例えばアプローチだけ最初に完成させて、ウッドデッキをつけたり植栽に手をかけるのは、生活に合わせて考えていけば良いのではないでしょうか。
それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせて庭づくりの計画を立てるのです。

たとえば、ご婦人の趣味の空間にこんな庭にするのはいかがでしょうか。

『暮らしに役立つハーブ園』

まずはアプローチにアンティークレンガや洋風の石を敷き詰めてイングリッシュガーデン風に。
エクステリアも雰囲気を合わせ、レンガを使います。

敷き詰めるレンガの並べ方にも幾通りか種類があります。
同じ列に同じ個数で、画一的に並べる『ジャックオンジャック』や横の水平方向は一列に、奇数列と偶数列でズラして並べる『ランニングボンド』など。
その他『バスケットウィ―ブ』『ヘリンボーン』『ピンホイール』『ホウレッド』・・
と並べ方を変えるだけで、みえる印象もだいぶ異なってきます。レンガの種類や敷き詰め方にこだわるのも楽しみのひとつですね。

そして、植えるハーブについて。それぞれの特徴とその活用法を一部ご紹介いたします。
ハーブ(Herb)の定義については、「香草」や「お茶にできる植物」などとあまり定まっていませんが、一言で言うと、「人間の暮らしに役立つ自生植物」ということになります。
ハーブティーやポプリ、防虫、美肌・ヘアケアに。。。効能もさまざま。語源はラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来しています。

お料理に使えるもの

コリアンダー
コリアンダーは中国ではシャンツァイ、タイではパクチーと呼ばれます。エスニック料理には欠かせないもののひとつですね。
完熟したタネは甘い芳香があり、カレーやピクルス、ソーセージにスパイスとして利用されます。
ローリエ(月桂樹)
葉は先がとがった楕円形をしており香りがあります。この葉を乾燥させたものをシチューやカレーの香りづけに入れるのはお馴染みですね。
ローズマリー
主に肉料理のにおい消しなどに利用されます。精神安定作用もありますので、入浴剤などにも利用することがあります。
大変丈夫で特に世話をしなくてもどんどん育ちますので、垣根にも利用することができます。
イタリアンパセリ
普通のパセリと違って葉は平たい形をしています。 香りが良く、サラダやスープ、風味付けとして利用できます。
栄養価はビタミンや鉄分が含まれています。
バジル
イタリア料理ではおなじみのハーブです。タネから簡単に育てられ、収穫も随時できますので一鉢あると便利です。

どれも料理への使用頻度が高いハーブです。庭にあると何かと重宝するでしょう。

その他のハーブも効能別にご紹介いたします。

【風邪】
炎症や咳を抑えるハーブが優しく作用します。鎮静効果のあるハーブをティーにしたり、お風呂に入れたりするとよいでしょう。
・カモミール
→風邪のひきはじめに。
・タイム・ヒソップ・マロウ
→殺菌力があり、のどの痛みや咳を鎮めるのに効果的。
【花粉症】
ハーブティーを持続して飲むことで、抵抗力がつきます。清涼感のあるハーブやアレルギーを和らげるハーブを用いましょう。
・カモミール
→アレルギー症状を和らげます。
・ペパーミント
→すっきりとした香りが、鼻づまりを軽減します。
・ローズ
→殺菌力があり、のどの痛みや咳を鎮めるのに効果的。
炎症を鎮めます。
【便秘】
簡単かつ効果的!ティーで便秘を解消しましょう。もちろん食物繊維を多く含む食事も心がけて。
・ペパーミント
→血行を良くする働きがあります。
腸内ガスを排出する働きがあり、腸を整える効果があります。
・ローズマリー
→胃腸の働きを高めます。
・ローズ
→便秘を良くするのに効果的。
血液を浄化してホルモンのバランスを整えます。
【生理痛】
つらい女性の悩みにはこちらのハーブを。ホルモンのバランスを整えたり、気分を高めたり痛みを抑えたりといった効用をもつものがあります。
・マジョラム
→血液の流れを促す作用があります。
・ラベンダー
→気分を落ち着けたり、痛みを和らげる効果があります。
・カモミール
→日ごろからティーにして飲むと効果があります。

香りを楽しめるもの、花を楽しめるもの、効能もさまざま。自然の力で生活における問題を和らげてくれたり解消できたらそれにこしたことはないですね。

今回は庭の活用法として、ハーブ園にすることをご提案しましたが、他にも使い道はさまざまです。
・お子さんの成長に合わせて遊び場をつくる
・お子さんが独立したらご夫婦の趣味の空間をつくる
・車の購入に合わせてガレージをつくる・・等々。
どのタイミングでどう活用するのか、ぜひ、ご家庭のライフスタイルに合わせて庭づくりをご検討ください。

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