家にかかわる疑問のあれこれを分かりやすくお話します。  
 

ポイント改善で手に入れる。理想のマイキッチン 前編

キッチンの全面リフォームを考えると費用もかかるし、工事期間も長そうだし・・となかなか手を出せないと考える方が多いようです。
たしかにデザイン・素材・レイアウト・収納すべてを総入れ替えしようとすると、やはりお金も時間もそれ相応にかかります。

実際にキッチンのリフォームを考える理由として挙げられるのがこちら。

  • ・子供ができたから、料理をしながらでも目が届くようにしたい。
  • ・母が使っていた台所を自分が使うようになったので、自分仕様に変えたい。
  • ・モノであふれているので、収納スペースを増やしたい。
  • ・料理をするスペースが狭いので、天板を広くしたい。
  • ・掃除をしやすい素材・パーツに変えたい。
  • ・レイアウトを変えたい。
  • ・洗い物がしにくいので、流し台を大きくしたい。
  • ・食洗器をつけたい。
  • ・キッチン全体を明るくしたい。
  • ・システムキッチンにしたい。

等々。。

キッチン全てを取り替えなくても『とりあえず今すぐに必要な個所だけを変えたい』『少し雰囲気を変えたいという人』もたくさんおられることと思います。
今回はそんな方のためにポイントを絞り、需要の多いリフォームを3点ご紹介いたします。

『キッチンタイプ』を変える

キッチンに立つ人、家族構成や生活スタイルなどが変われば今まで当たり前だったことに必然と問題が出てきます。場合によっては壁をとり壊したりと少し手はかかるかもしれませんが思いきって『タイプ』を変えてみるのも一つの方法です。

クローズドタイプ

キッチンがダイニング、リビングから完全に独立したかたち

{メリット}
○ダイニングなど他の部屋から見えない。
○調理の煙や匂いなども広がりにくく、料理に集中できる。
{デメリット}
●閉塞感がある。
●調理中にコミュニケーションが図りにくい。

セミオープンタイプ

ダイニングやリビングとキッチンがカウンターで仕切られたかたち

{メリット}
○対面タイプだと、調理中もダイニング側とコミュニケーションが図りやすい。
{デメリット}
●調理の煙や匂いなどが、ダイニングなどに広がりやすい。

オープンタイプ

ダイニングやリビングと壁付のキッチンの間に何も間仕切るものがないかたち

{メリット}
○対面タイプだと、調理中もダイニング側とコミュニケーションが図りやすい。
○配膳や後片付けもしやすい。
{デメリット}
●調理の煙や匂いなどが、ダイニングなどに広がりやすい。
●常にキッチンが見えるので、キレイにしておく必要がある。

タイプを変えることで生活に支障をきたしていたところは解消できるのではないでしょうか。改装後のタイプのデメリットもよく考慮したうえでリフォームされることをおすすめします。
シンクの形もL型、A型、U型、I型、H型とさまざま。キッチン内での作業導線を考えるとベストなものが見つかるでしょう。

次回はキッチンリフォームにおける「使い勝手の大事なポイント」ついてご紹介します。

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